豊田真由子衆院議員が離党届 元秘書への暴行・暴言で引責 本人は入院

 自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=が22日、秘書に暴力を振るってけがを負わせた責任を取り、事務所を通じて自民党に離党届を提出した。豊田氏の事務所は暴行や暴言を認めた上で、議員辞職についても「考えないといけない」と含みを残した。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は22日、官邸で下村博文幹事長代行から報告を受け「やむを得ない」と述べた。党執行部は23日告示の東京都議選を控え、早期に離党届を提出させて幕引きを図ったが、下村氏は記者団に「都議選への影響はないとはいえない」と述べた。下村氏によると、豊田氏は入院したという。

 事務所などによると、豊田氏は5月20日、50代の男性秘書の運転する自動車の後部座席に座り「この、ハゲーっ!」などと大声で罵り、頭部を数回殴ったという。「週刊新潮」は秘書が録音した音声をインターネット上に公開した。豊田氏は謝罪したが、秘書は警察への被害届提出を検討しているという。秘書は通常国会閉会日の18日付で退職した。

 民進党の蓮舫代表は22日の記者会見で「国会議員の資質があるとは到底思えない」と述べ、豊田氏の議員辞職を求めた。自民党の都選出議員は「刑事事件になれば議員辞職は避けられない」と語った。

 豊田氏は東大卒業後、旧厚生省に入省。平成24年の衆院選で初当選し、現在2期目で、27年10月から昨年8月まで文部科学・内閣府・復興政務官を務めた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ