各党、埋没回避に腐心 公明、小池知事に接近…共産は憲法で独自性 民進は土俵際

 過去6回連続で全員当選した公明党は、今回も候補者23人の当選を目指して都民ファーストの会と選挙協力する。都議会で連立与党だった自民党と昨年末、関係を解消し小池都政を支えてきた。都本部の高木陽介代表は23日、街頭で「これからの東京をどう変えていくのかが問われる」と小池氏と改革を進めることを強調。一方、「都民ファーストとの連携で、票の上乗せができるかは未知数。地道に進める」(ベテラン公明都議)と引き締める。

 小池都政を「是々非々」としてきた共産党は、告示直前に小池百合子知事が表明した豊洲市場移転、築地市場再開発の両立案に反発。志位和夫委員長はこの日の街頭で、「豊洲移転を進めるという方針は重大な問題。食の安全安心が確保できるのか」と批判した。ただ、「今回は自民批判票が都民ファーストに流れる」(共産都議)との懸念から、憲法問題などを取り上げることで独自色を出す。

 民進党では今年に入り、都民への合流を目指す“離党ドミノ”が相次ぎ、都議会では18から7議席まで落ち込んだ。告示直前には、2人擁立予定だった世田谷区選挙区を一本化するなど生き残りに必死だ。

 松原仁都連会長は第一声で「民進党はいま土俵際に追い詰められている」と危機感を募らせた。民進現職は「利権構造を作った自民、知事が代表の都民に都政のチェックはできない。民進こそが責任政党と訴える」と話した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ