安倍晋三首相、欧州歴訪に出発「日本とEUのEPA大枠合意実現させたい」 北ミサイル提起にも意欲

 安倍晋三首相は5日午後、ドイツ・ハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議などに出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した。ベルギー、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、エストニアを歴訪後、12日午後に帰国する。

 出発に先立ち、首相は羽田空港で記者団に対し、6日にブリュッセルで開かれる日本と欧州連合(EU)定期首脳協議の主要議題となる経済連携協定(EPA)について「アベノミクスの重要な柱の一つだ。また、世界の自由貿易を推進していく上でも大きな意味を持つ。攻めるべきは攻め、守るべきは守り、大枠合意を実現させたい」と述べ、合意に強い意欲を示した。

 また、G20では米、中、露などの首脳と個別に会談することから、4日に弾道ミサイルを発射した北朝鮮に関して「脅威を増した北朝鮮に対して国際社会が緊密に連携して対応していく必要性について強く訴えていきたい」と語った。

 一方、首相は自民党が惨敗した東京都議選後の政権運営に関し「内外に課題が山積する中、より一層身を引き締め、反省すべきは反省し、謙虚に、しかし改革すべきことについては大胆に政治を前に進めていきたい」と重ねて強調した。その上で「政権奪還時の初心に立ち返り、高い緊張感を持って一つ一つ結果を出していくことによって、国民の皆さまの信頼回復に努める考えだ」と述べた。

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