九州北部で大雨 官房長官「冷静、速やかに対応していただきたい」

 菅義偉官房長官は5日夜、九州北部を中心に降り続く記録的大雨を受け、首相官邸で臨時会見を開き「大雨や河川の状況などに関し、テレビ、ラジオ、国、自衛隊からの最新の情報に十分注意を払ってほしい」と最大限の警戒を呼び掛けた。「自衛隊からの避難に関する指示に従い、冷静、速やかに対応していただきたい」とも述べた。

 菅氏は、大雨特別警報が発出された地域について「短時間に猛烈な雨が降り、昨日からの雨量が400ミリ近くに達するところがあるなど各地で河川の氾濫、土砂災害が発生している」と述べ、福岡県東峰村や大分県日田市などから多くの救助要請を受けている状況を説明した。

 菅氏によると、政府は同日夜、首相官邸で関係省庁局長級会議を実施するなど被害状況の情報収集にあたった。菅氏はまた、福岡、大分両県知事から自衛隊の災害派遣要請があったことを明らかにし、今後、人命救助や物資支援などに全力を尽くす考えを示した。

 一方、安倍晋三首相は関係省庁に対して(1)早急に被害状況を把握すること(2)地方自治体とも緊密に連携し、人命を第一に、政府一体となって、被災者の救命・救助などの災害応急対策に全力で取り組むとともに、住民の避難支援などの被害の拡大防止の措置を徹底すること(3)国民に対し、避難や大雨・河川・浸水の状況などに関する情報提供を適時的確に行うこと-の3点を指示した。

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