北ミサイル開発は中露のおかげ それなのに批判する習、プーチン両氏は出会い系バーで「貧困調査」と同じ無理スジだ

 【野口裕之の軍事情勢】

 米国のドナルド・トランプ大統領は5日、ツイッターで《第1四半期の中国と北朝鮮の貿易は4割近く伸びた。中国がわれわれに協力するって言っても、『こんなもの』か。でも『やるだけやって』みなきゃならなかったから!》とコメントした。そうです。核・ミサイル開発に猛進する北説得を米国に要求された中国のヤル気とは『こんなもの』なのです。

 そのトランプ大統領の「暴言」や「振る舞い」が民主党好きの大手メディアの槍玉にあがっているが、真に狡猾な独裁者ならば「暴言」など吐かず、「振る舞い」も“紳士的”だ。けれども、善人ヅラが度を超すと、不愉快を突き抜けて愉快へと至る。訪露中だった習近平・国家主席とウラジミール・プーチン大統領の中露首脳会談に際して発出された共同声明(4日)など、もはや人気お笑い芸人級の芸域に達していた。

 共同声明は、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル《ICBM=火星14型》の発射を受け、「深刻な懸念」であり「容認できない」と訴えていた。核・通常兵器をはじめ経済・エネルギー支援を続けてきた中露両国が言っても「???」、まるで説得力を持たない。プーチン大統領は「『力の支配を押しつけ』る限り、『北朝鮮のような問題』が起きる」と公言するが、プーチン大統領こそロシア国民に『力の支配を押しつけ』ている。

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