大阪万博誘致 夏に攻勢「仏に負けるな」 政府、閣僚らにハッパ

 政府は2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致に向け、全省庁の閣僚や副大臣など政務三役の外国訪問に合わせて現地政府の万博担当閣僚や関係機関との会談を調整する方針を固めた。11月には博覧会国際事務局(BIE)総会で立候補した4カ国が開催計画の詳細なプレゼンテーションを行う予定で、秋に本格化する誘致合戦を前に、大阪を売り込む外交を強化する。

 政府は、政務三役が国会のない夏季を使って外国を訪問する際、各省の政策協議とは別に、大阪誘致への支持を呼びかける会談を調整する。現地政府の閣僚に加え、政権内で発言力のあるキーマンや経済界などにも協力を要請する。時間的な余裕があれば、隣国に足を延ばすことも検討する。

 25年の万博には日本の他にフランス、ロシア、アゼルバイジャンが立候補している。

 日本はフランスを最大のライバルとみていて、開催地を決定する来年11月の選挙に向けてフランスがこの秋から外交攻勢を仕掛けてくると警戒している。

 このため政府は、誘致外交に本腰を入れるとともに、各国とパイプを持つ自民党や世界で事業展開する大企業が多い経団連とも連携してBIE加盟国への働き掛けを強化していく。

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