北ミサイル 自民・二階俊博幹事長「危機は肌で感じる現実」 政府に施策の回答求める

 自民党の二階俊博幹事長は29日午前、党北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部の役員会で、北朝鮮が28日深夜に弾道ミサイルを発射したことについて「わが国の安全保障に対する重大な脅威だ。断固、われわれの怒りの声を伝えなければならない」と非難した。「もはや危機は観念ではなく、肌で感じられる現実といわなければならない」とも述べた。

 二階氏は役員会後、記者団に「この状況に何ら行動を起こさないのは無責任のそしりを免れない」と強調した。自民党が政府に提言しているミサイル防衛強化や避難シェルター配備を柱とする国民保護の施策について、推進状況を回答するよう政府側に求めたことを明かした。また、自民党の各県連を通じ、各地域での備えを充実させる考えも示した。

 防衛力強化のための予算について「財政がどうだこうだと言っているときではない。国民の生命と財産を守ることが政治の要諦だ」と述べ、十分な措置を取るべきだとの認識を示した。

 稲田朋美前防衛相の辞任により、岸田文雄外相が防衛相を兼務している状況については「これでもやっていけるか、(対応に)時間がかかりすぎるか、政府が考えるだろう」と述べるにとどめた。

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