北ミサイル 岸田文雄氏「防衛相との兼務は連携をよりスムーズに行える」

 岸田文雄外相兼防衛相は29日午後、北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受け、防衛省で記者団の取材に応じた。詳報は以下の通り

 「北朝鮮から発射された弾道ミサイルについては、日本政府として引き続き情報収集、分析、警戒監視等に万全を期している。29日午後0時51分ごろからも国家安全保障会議(NSC)『4大臣会合』が開催された。私も出席し、情報の集約および対応について協議を行った。これを受けて防衛省内において関係幹部会議を開催し、北朝鮮が発射したミサイルに関する分析を中心に情報の共有を行い、また防衛省・自衛隊としての今後の対応について議論を行った」

 「北朝鮮は、自ら主張している事柄として、まず『任意の地域と場所から任意の時間に、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を奇襲発射することのできる能力が保持された』『米国本土全域がわが方の射程圏内にあることが明確に立証された』『再突入環境においても核弾頭爆発操縦装置が正常に動作したことを確認した』『今回の発射は、米国に厳重な警告を送るためのものである』と、こうした主張を行っていると承知をしている」

 「こうした北朝鮮の発表などを踏まえるなら、今回の発射は、長射程の弾道ミサイル開発の一環であった可能性があるほか、米国に対する牽制(けんせい)を目的とした可能性も考えられる。いずれにしても、防衛省として、こうした弾道ミサイルの発射を含め、北朝鮮の軍事動向について引き続き、米国、韓国をはじめとする関係国と緊密に連携をしながら、重大な関心をもって情報の収集、分析に努め、わが国の平和と安全の確保に万全を期していきたい」

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