閉会中審査 北の脅威はどこ吹く風… ミサイルよりも「日報」「加計」か

 10日に行われた衆院安全保障委員会と参院外交防衛委員会の閉会中審査は、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐる応酬に終始した。また、同日の菅義偉官房長官の記者会見では、学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設に絡み、一部メディアの記者が同趣旨の質問を連発するおなじみの光景が繰り広げられた。北朝鮮のミサイルの脅威もどこ吹く風のようだ。(松本学、広池慶一)

 「なぜ稲田朋美元防衛相の出席がかなわなかったのか。納得できない」

 衆院安保委で質問に立った民進党の升田世喜男(せきお)氏はこう不満を爆発させた。

 確かに、稲田氏は防衛相辞任で国防への信頼を失墜させた一連の問題への説明責任を果たしたことにはならない。「安倍晋三首相は丁寧に説明すると言っているが、やっていることは逆だ」(民進党の山井和則国対委員長)という批判は一面の真実を突いている。

 ただ、そうした点を差し引いても、この日の質問には目に余る部分があった。

 「大臣にこのようなこと聞くの、酷(こく)ですよね。関係ないんですから。知ったこっちゃないですよね」

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