北ミサイル 日米首脳が電話会談 グアム沖の発射計画の対応協議 対北圧力強化で一致へ

 安倍晋三首相は15日午前、トランプ米大統領と電話で会談し、米領グアム沖へ弾道ミサイル4発を発射する計画を公表した北朝鮮への対応を協議した。両首脳は北朝鮮に対する圧力を強化する方針を確認するとともに、北朝鮮に影響力がある中国やロシアなどにも国連安全保障理事会の制裁決議を着実に履行するよう働きかける姿勢で、改めて一致したとみられる。

 両首脳が電話会談を行うのは先月31日以来。日米間の首脳レベルで頻繁に連絡を取り合うことで、北朝鮮や中国などに日米両国の連帯を示す狙いがある。

 電話会談では、ミサイル防衛での協力でも意見を交わす見通し。北朝鮮はグアムに向かうミサイルが島根、広島、高知各県上空を通過すると発表しており、政府は「国民の生命と財産を守るために最善を尽くす」(安倍首相)と強調。ミサイル発射が失敗して日本に落下する事態に備え、中四国4県の陸上自衛隊駐屯地に航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開中だ。

 両首脳はまた、17日にワシントンで開かれる日米外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で、日米同盟における役割、任務、能力の見直しを進める方針も申し合わせる。日米韓3カ国の国連の場での連携や、防衛協力などについても確認する。

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