北ミサイル、政府は冷静対応に終始…安倍首相、官邸入らず 菅長官「わが国に直接影響与えぬ」

 北朝鮮が短距離弾道ミサイルを複数発射したことを受け、官邸には26日朝に菅義偉官房長官が駆け付け、情報収集にあたった。しかし、安倍晋三首相は官邸に入らず、菅氏も特別な対応は見送るなど、冷静な対応に終始した。

 菅氏は26日午前、官邸を後にする際「わが国の領域や排他的経済水域(EEZ)内に落下するような弾道ミサイルは確認されていない」として「わが国の安全保障に直接影響を与えるものではなかったということの確認が取れた」と記者団に語った。

 ただし菅氏は、中長距離弾道ミサイルが発射された場合のような菅氏の記者会見や、官邸幹部の緊急参集は見送った。

 安倍晋三首相は公邸で報告を聞き、政府内に「引き続き国民の命、財産を守るために高度な警戒監視態勢を維持し、いかなる事態にも対応することができるように万全の態勢で臨むように」と指示した。

 小野寺五典防衛相は26日、防衛省で記者団に「短射程のミサイルか、ロケットを複数発射したと考えている」との認識を示した。

 小野寺氏は、今回の発射は米韓合同軍事演習の最中に行われたと指摘し「米国や韓国とも緊密に連携しつつ、引き続き緊張感を持って警戒監視、情報収集を行い、国民の安全を確保するため万全の態勢を取っていきたい」と語った。

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