北ミサイル発射 「まさか撃たれるとは」 PAC3訓練直前、緊迫の米軍基地

 航空自衛隊は29日朝、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊を米軍横田基地(東京都)、岩国基地(山口県)に機動展開する訓練を初めて実施した。直前に北朝鮮が弾道ミサイルを発射する事態に基地内は緊迫。前原弘昭航空総隊司令官は横田基地で「まさか、ミサイルを撃たれるとは予期していなかった。(訓練の)中止は考えなかった」と語った。報道陣に対応する予定だった在日米軍トップのマルティネス司令官は欠席した。

 横田基地では、空自武山分屯基地(神奈川県横須賀市)の隊員らが午前7時半ごろ、訓練用のミサイルを載せたPAC3の発射機を車両で運び込み、射撃管制装置などを電源車とつなぐ手順を確認。米軍関係者が立ち会う中、約15分で作業を終えた。

 岩国基地には午前6時ごろ、空自高良台分屯基地(福岡県久留米市)所属すの第2高射群第8高射隊が発射機など関係車両計11台を運び、訓練を実施。ミサイル発射情報が伝わり、緊張した雰囲気となったが、訓練は予定通り行われた。

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