北ミサイル発射 早朝の警報、飛び起き 道民ら緊張、学校休校

 鳴り響くサイレンと「ミサイルが通過したもよう」とのアナウンス。「逃げろと言われても、どこに逃げれば…」。北朝鮮が弾道ミサイルを発射した29日早朝、北海道から関東甲信越までの各地で警報が鳴り、住民は不安を募らせた。上空を通過した北海道では緊張が高まり、新幹線や鉄道も一時運行を見合わせたほか、学校も休校するなど影響は国内に広がった。

 北朝鮮の弾道ミサイルが29日早朝に上空を通過した北海道では、7月末、奥尻島の沖合約150キロに北朝鮮のミサイルが落下したばかり。この日、全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令され、関係機関が早朝から対応に追われた。

 道庁では緊急会議を開き、高橋はるみ知事が「道民の安全に関し、これまでにない重大かつ深刻な事態」と語気を強めた。危機対策課には職員が続々と集まり、電話で情報収集に当たった。辻井宏文危機対策課長は「直接の被害はなくても、何かが落ちてきた恐れもある」と緊張した様子で語った。

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