北ミサイル発射 30日に衆院安保委で閉会中審査 非難決議採択へ

 与野党は29日、国対委員長会談を国会内で開き、日本上空を通過した北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、30日午後に衆院安全保障委員会の閉会中審査を開催することで一致した。小野寺五典防衛相から状況の報告を受けた上で、北朝鮮を非難する決議を採択する。河野太郎外相の出席も求めている。参院も同日の衆院安保委終了後、外交防衛委員会の閉会中審査を開き、非難決議を採択する予定だ。

 自民党の二階俊博幹事長は、党本部で開いた北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部の会合で「これまでにない深刻な事態だ。国民の生命と財産を守る以上に重要な仕事はない。(決議で)立法府としての意思を決然と示す」と語った。

 また、大島理森衆院議長と伊達忠一参院議長は北朝鮮を強く非難する談話をそれぞれ発表した。衆参の事務局によると、弾道ミサイル発射に対する談話は衆院が初、参院も電子データが残る平成10年以降、初めて。

 大島氏は「『これまでにない深刻かつ重大な脅威』とする政府の認識を共有する」とした。伊達氏は政府に対し、国連安全保障理事会決議に基づく対北朝鮮制裁の完全履行を働き掛けるよう求めた。

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