北ミサイル 「『兵器』が日本を越えた意味大きい」 軍事アナリスト・小都元氏

 これまで北朝鮮が発射した飛翔体が日本上空を越えたことが4回あったが、いずれも「人工衛星」などと主張していた。今回の発射は中距離弾道ミサイル「火星12」と推察され、人工衛星のときのような発射の事前通告もなく、明らかな「兵器」が日本上空を飛んだ意味は極めて大きい。

 火星12の最大飛行距離は4500キロほどとみられるが、発射距離を自在に調整できる高い技術がすでに備わっていることは脅威だ。

 過去にあまり例がない首都・平壌付近から発射されたという事実も、「どこからでも撃てる」という能力を誇示している。

 北朝鮮はこれまで日本海に向けてミサイルを発射させてきたが、もはや太平洋に向けないと発射テストができないほどミサイルの射程を伸ばしているということだ。

 今回、北朝鮮は万が一、途中で落下した場合を考え、日本本土上空は避け、津軽海峡の上空を飛ばしたとみられる。今後はこのルートで、ミサイル発射を繰り返すことも予想される。(談)

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