北ミサイル 「今までにない緊張感」と防衛省幹部 多弾頭への脅威高まる

 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、防衛省は29日、関係幹部会議を開くなど慌ただしく対応に追われた。防衛省幹部は「列島を通過する形で発射され、今までにない緊張感があった」と話した。

 この日、航空自衛隊は早朝から北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えた地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の米軍横田基地(東京都)と岩国基地(山口県)への展開訓練を行い、訓練の予定は事前に公表していた。自衛隊幹部は「北朝鮮は展開訓練に合わせて発射した可能性があるのでは」との見方を示した。

 多くの自衛隊幹部が今回の発射で最も注目しているのがミサイルが3つに分離したとされることで、ある幹部は「多弾頭だったとすれば脅威は格段に高まる」と指摘し、詳細な分析が必要だと強調した。

 一方、海上保安庁はこの日、午前6時3分に航行警報を出し、船舶に注意を呼びかけた。現場海域には巡視船と航空機を派遣。船舶の被害などは認められず、午後2時ごろに安全を確認した。

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