都議会公明党、小池百合子知事との連携解消の結論先送り 「国政転身」見極めつかず

 東京都の小池百合子知事が国政新党「希望の党」代表に就いたことに反発し、都政での小池氏サイドとの連携解消を検討していた都議会公明党が党本部の意向で結論を先送りにしたことが1日、関係者への取材で分かった。「小池氏の国政転身があるのか、真意がつかめず結論が出せない」(ベテラン公明都議)ためだ。そうした中、小池氏は都議会では公明と連携路線を強調するなど秋波を送り続けている。自公連立の国政、小池氏と連携する都政という“ねじれ”状態に公明は揺さぶられている。

■副知事人事で臆測

 「豊洲移転、築地再開発や五輪の開催準備など課題が山積する中で、新副知事でやっていけるのか」

 小池氏が22年ぶりの女性副知事の登用方針を固めたことが明らかになった先月29日夜、都の副知事が極秘に集まり、今後の都政課題を話し合った。

 話題の中心になったのは、副知事候補となった女性幹部。この幹部について小池氏は先月25日に副知事人事を固めると、翌26日には都議会公明側に、都議会定例会会期末の10月5日に提案することを打診した。

 目玉となる女性副知事候補の父親は、元公明の参院議員を務めた人物だ。「他にも女性幹部がいる中で彼女が選ばれたのは、公明に配慮した人事との臆測も飛び交っているほどだ」と都幹部は話した。

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