「都政に専念して」…“二足のわらじ”に苦言続々 都議会閉会、小池知事は成果強調

 東京都の小池百合子知事が「希望の党」代表に就任し、知事との“二足のわらじ”で挑んだ初の都議会定例会が5日、閉会した。小池氏は22年ぶりの女性副知事誕生などの成果を強調したが、都議からは、「都政は課題が山積している。専念してほしい」「二足のわらじで知事が務まるのか」などと改めて、小池氏の政治姿勢を問う声が相次いだ。

 「いい副知事を得られた。これからもしっかり一丸となって都民のために頑張りたい」。都議会閉会後、小池氏は知事続投への意欲を報道陣に改めて強調した。

 一方、都議会各会派からは、希望の党代表として連日飛び回る知事に対する苦言が相次いだ。

 公明党の東村邦浩幹事長は、築地市場(中央区)の豊洲(江東区)への移転問題や、2020年東京五輪・パラリンピックのコスト削減、少子高齢社会への対応など「都政の課題は山積している」と指摘。「都政がいささかでもおろそかになってはいけない。専念してもらいたい」とし、選挙後に代表の辞任を要請することも「考えていかなければならない課題の一つ」と話した。

 自民党の秋田一郎幹事長も、東京五輪や2019年ラグビーW杯を控える中、「国政と二足のわらじが果たして可能なのか」と強調。「ただでさえ準備が遅れているのだからしっかりやらなければならない」と苦言を呈した。共産党の大山とも子幹事長は「知事がきちんと都政をやっていかなければいけない」、民進党の中村洋幹事長も「都政をしっかりやっていただきたい」と述べた。

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