衆院選 長野では17人が立候補を予定 10日に公示

 衆院選は10日、公示される。長野県内5選挙区では、自民5人、新党「希望の党」4人、共産2人、日本維新の会2人、社民、幸福実現党各1人、無所属2人の計17人が立候補を予定している。民進党と希望が合流するなど、政治情勢が流動化し、選挙戦は熾烈(しれつ)さを増しそうだ。比例代表北陸信越ブロックでは公明党の元県議が名簿登載される。何を訴え、どう戦うのか。各党に聞いた。(衆院選取材班)

 ◆自民党県連・萩原清幹事長

 「政府・自民党がこれまで築いてきた実績を有権者に丁寧に説明し、幅広い支持につながるよう、実効性のある戦いを進めていく。景気が上向いてきたのは、安倍晋三首相の経済政策『アベノミクス』の成果であり、それを支える与党の力があるからだ。県内の政治状況は大きく動いているが、責任政党として、『野合』勢力には負けられない」

 ◆公明党県本部・近藤晴彦幹事長

 「教育を含めた子育て支援を重要政策に掲げたマニフェストの浸透に努めたい。経済が改善してきたことをアピールし、働く人の給与アップに結びつく政策遂行の必要性も唱えていく。自公両党の連立政権の枠組みで勝利するとの方針の下、これまでの実績を訴える。選挙区では自民党と足並みをそろえ、比例代表北陸信越ブロックで現有議席を確保する」

 ◆民進党県連・下沢順一郎幹事長

 「新党『希望の党』が、公約を発表したことで、戦いやすくなった。一方で、態勢が十分に整わず、厳しい戦いになることも予想される。希望との合流の経緯や公約内容を有権者にきちんと説明し、理解を広げていくことに尽きる。何よりも大切なのは、『安倍1強』政治を打倒することだ。支援する立候補予定者5人の勝利を目指し、全力を挙げる」

 ◆共産党県委員会・鮎沢聡委員長

 「安倍晋三首相を退陣に追い込む歴史的なチャンスが訪れた。自公両党とその補完勢力に勝つために、野党と市民の共闘をさらに発展させて正面から立ち向かう。無党派層を中心としたすべての有権者に私たちの声を届ける。秘密保護法や安保法制など憲法破壊の法律をつくり、国政を私物化した『安倍政治』を変えることを、論戦の柱にしたい」

 ◆日本維新の会県総支部・吉田豊史代表

 「新党『希望の党』の結党など、政治情勢がめまぐるしく変わるが、選挙では、改革か現状維持かが争点になる。改革姿勢を前面に押し出し、有言実行の政党だと訴える。長野にも維新の党勢を広げるべく前向きに戦っていきたい。維新は大阪で、『身を切る改革』を成し遂げた実績があり、しがらみを断ち切り改革を進めることができる政党だ」

 ◆社民党県連・竹内久幸代表 

「2区で公認候補を擁立する。異常な状況といえる現在の政治を変えるため、不退転の決意で臨む。ほかの選挙区でもリベラルな候補を勝利させるために戦う。新党『希望の党』は自民党の補完勢力でしかなく、対抗勢力が必要だ。今回、共産党とあらゆる面で協力し合うことになった。憲法改正に反対の立場をとる候補を1人でも多く当選させたい」

 ◆幸福実現党県本部・及川幸久代表

 「今、無党派層は日本の歴史上、最も増えている。そこへの浸透を図るため、街頭演説を中心に活動していく。『アベノミクス』は何も成果が出ていない。経済を回復させるために消費税率を5%に引き下げるべきだとアピールする。幸福は、自分の国を自分で守ることを訴えてきた。防衛力を今以上に整備していくことの必要性を唱えたい」

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