空自緊急発進561回、上半期では過去2番目

 防衛省統合幕僚監部は13日、日本領空に接近した外国軍機などに航空自衛隊機が緊急発進(スクランブル)した回数が今年度上半期(4~9月)で561回だったと発表した。前年同期比で33回減だが、半期ごとの統計を取り始めた平成15年以降では過去2番目の多さだった。

 国別では中国機に対するスクランブルが最も多い287回で、これに267回のロシア機が続いた。ほかは台湾機へのスクランブルは1回、国籍不明機は6回だった。

 中国機に対するスクランブルが第1四半期(4~6月)は101回と26年以来の低水準だったが、第2四半期(7~9月)になって急増し、186回に上った。ロシア機に対するスクランブルも7月以降に増えた。

 中国に関しては、爆撃機や戦闘機に対するスクランブルが中心だった。東シナ海上空での実施がほとんどだが、8月24日にはH6爆撃機6機が沖縄本島と宮古島の間を通過して紀伊半島沖まで飛行したケースもあった。ロシア機は日本列島を周回するような飛行パターンが多く、情報収集機に対するスクランブルが大半を占めた。

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