辺野古に希少サンゴ10群体 新たに確認

 防衛省沖縄防衛局は14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設先、名護市辺野古の埋め立て予定海域で、絶滅の恐れのあるサンゴ10群体が新たに見つかったことを明らかにした。別の場所に移植して保護するために県の「特別採捕許可」が必要となるが、移設阻止を掲げる翁長雄志知事は、許可の可否を慎重に審査する方針。県側の許可が得られなければ移設工事に影響が出かねず、政府と県の対立がさらに深まる恐れがある。

 沖縄防衛局によると8日に環境省が絶滅危惧種のリスト(レッドリスト)に掲載している絶滅危惧2類の「オキナワハマサンゴ」8群体と準絶滅危惧の「ヒメサンゴ」1群体、10日にヒメサンゴ1群体を確認し、それぞれ県に報告した。

 沖縄防衛局は10群体の取り扱いについて「環境監視等委員会」の指導と助言を踏まえて対応していくとしている。

 沖縄防衛局は9月27日、7月に埋め立て予定海域を調査した際、環境省がレッドリストに掲載するサンゴ計14群体を発見したと公表した。後の再調査で、うち13群体の死滅、消失と「オキナワハマサンゴ」1群体の生存を確認したことも明らかにした。

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