「巡航ミサイル」日本も導入へ 北基地攻撃可能、元航空自衛隊空将「中国をにらんだものだろう」

 国民と領土を守り抜く態勢が強化されつつある。政府は、敵基地も攻撃可能な戦闘機用の巡航ミサイルの導入に向け、2018年度予算案に必要経費を盛り込む方針を固めた。また、地上配備型ミサイル迎撃システムの「イージス・アショア」の導入に向けた調査費を17年度補正予算案に前倒しで計上する。1億円規模の見通しだという。

 「巡航ミサイルの導入には賛成だ。遅いくらいだ。(日本に危機が迫るなか)消極的な防衛ではいけない」

 元航空自衛隊空将で、軍事評論家の佐藤守氏はこう語った。

 18年度予算案に費用を計上するのは、ノルウェーで開発が進む「JSM(ジョイント・ストライク・ミサイル)」。空自の最新鋭ステルス戦闘機F35A「ライトニングII」への搭載を想定する。「空対艦」「空対地」双方の能力を備え、射程は約500キロで現有装備よりも大幅に射程が伸びる。自衛隊による空対地ミサイル導入は初だ。

 このほか、米国製で約900キロの射程を持つ対地ミサイル「JASSM-ER」と、約1000キロの射程を持つ同じく米国製の対艦・対地ミサイル「LRASM」の導入に向けた経費も計上される。導入すれば、日本海上空からでも北朝鮮に到達させることが可能となる。

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