中国が靖国代替施設に「関心」 中曽根康弘首相、訪中前

 昭和61年11月に中曽根康弘首相が訪中する直前の10月、在日中国大使館の公使が日本側に靖国神社の代わりとなる追悼施設の設置を促していたことが分かった。

 中国の徐敦信公使は外務省の藤田公郎アジア局長に「個人的考え」と前置きした上で「A級戦犯合祀(ごうし)を動かすことが困難ならば、別の場所に慰霊の場を作る議論もあるようだ」と述べ、「中国側としても関心がある」ことを伝えた。

 中曽根氏は60年8月15日に靖国神社を公式参拝したが、日中間の政治問題となったことから61年以降の参拝をやめた。

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