韓国はなぜか気づかないが…慰安婦問題で「戦略的放置」 日本は冷め切っている

【阿比留瑠比の極言御免】

日韓外相会談の会場に入る河野太郎外相(左)と韓国の康京和外相=19日午前11時58分、東京都港区の飯倉公館(代表撮影)

日韓外相会談の会場に入る河野太郎外相(左)と韓国の康京和外相=19日午前11時58分、東京都港区の飯倉公館(代表撮影)

 韓国メディアが好んで使う表現を用いれば、日本は「道徳的優位」に立っている。慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決をうたった日韓合意に基づき、10億円を拠出するなど既に約束を果たしているからだ。後はただ、韓国側の約束不履行について、高みから見下ろすように信義違反だと叱りつけ、約束実行を迫り続ければよいのである。

 そして、現在の日本政府は実際にその姿勢を貫いている。韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が19日に来日し、河野太郎外相と会談した際にはこんなやりとりがあった。

 康氏「日韓合意について韓国民は納得していない」

 河野氏「納得させるのはそちらの仕事で、こちらの仕事ではない」

 康氏「朴槿恵(パク・クネ)前大統領が勝手に決めて韓国外務省は関与していないので、正当なプロセスを経ていない」

 河野氏「首脳同士が合意し、両国外務省が最後は握手した。これを正当なプロセスでないというのであれば今後、韓国とは何も決められない」

次ページ康氏は、これに明確な反論はできなかった。この後…

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