受動喫煙防止 小池百合子知事は国の動き注視「都の考えに近づくこと期待」

 東京都の小池百合子知事は2日の定例会見で、国の対策案の大幅後退の影響で2月の都議会定例会への提出を見送ることにした罰則付きの受動喫煙防止条例案について、「国の案が都の考え方に近くなるような動きもあるのではと期待している」として、国の動きを注視する姿勢を強調した。

 その上で、都条例案について、受動喫煙の害がない「スモークフリー」な2020年東京五輪・パラリンピックに向けて「ふさわしい内容にしていく必要がある」とも指摘した。規制対象が当初から大幅に後退した厚生労働省案に対しては、自民党国会議員が所属する受動喫煙防止議員連盟が同日開いた会合で、「国会が抜け穴になる枠組みは許されない」などの異論が相次いだ。

 また、昨年から試行を始めた入札改革について、都の入札改革監視委員会が行ったヒアリングで、業界団体が相次いで「1者入札」の原則中止に対して見直しを求めたことについて、小池氏は「さまざまなご意見が出るのは、変えたことによる反応を受け止める意味で良かった」と述べた。一方で、「現時点で方針の転換を決定する段階に至っていない」と、当面は現在の枠組みで試行を続けることを強調した。

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