佐賀の陸自ヘリ墜落 小野寺五典防衛相が知事に謝罪、再発防止を約束

 小野寺五典防衛相は11日、佐賀県の山口祥義知事と県庁で会談し、陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが同県神埼市の民家に墜落した事故について「県民に大変なご迷惑をおかけした。改めておわび申し上げる」と謝罪し、再発防止に取り組む考えを伝えた。

 小野寺氏は「原因究明をしっかり行い、二度とこのようなことがないよう対応する」と強調。山口氏は「訓練の重要性は分かっているが、民間人を巻き込んではいけないと肝に銘ずるべきだ」と指摘し、再発防止や被害住民らへの丁寧な対応を求めた。

 防衛省は、佐賀空港(佐賀市)に陸上自衛隊が導入する新型輸送機オスプレイを配備する計画だが、地元調整が難航しており、今回の事故がさらに影響する可能性がある。小野寺氏は会談後、記者団に「まず原因究明と再発防止に全力を挙げる。配備への影響は、まだ申し上げる状況にない」と述べるにとどめた。

 小野寺氏はヘリが所属する目達原(めたばる)駐屯地(同県吉野ケ里町)で、事故で亡くなった隊員2人の部隊葬送式にも出席した。小野寺氏は10日には被害家屋の住民や神埼市の松本茂幸市長らにも謝罪した。

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