衆院予算委 野党は国税庁長官を標的に攻勢 与党は国会招致を拒否 財務省内部文書めぐり攻防激化

 衆院予算委員会は13日、経済問題などをテーマに今国会初めての集中審議を実施した。野党は、財務省が9日に公表した学校法人「森友学園」の国有地売却問題をめぐる内部文書を踏まえ、佐川宣寿国税庁長官の批判を展開した。野党は予算委審議の中盤を迎え、佐川氏を標的としており、平成30年度予算案の早期衆院通過を目指す政府・与党との攻防が激しくなりそうだ。

 「自分は逃げ回って国会に来ない。記者会見もしない。でも国民は確定申告に来てくれ。これで道理が通るのか」

 立憲民主党の長妻昭代表代行はこう強調し、佐川氏の証人喚問を求めるとともに、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相の「監督責任」も追及した。希望の党の今井雅人氏も財務省の内部文書を取り上げ、政府を追及した。

 佐川氏は財務省理財局長として出席したこれまでの国会で、事前の価格交渉を否定し、学園側との面会記録を「廃棄した」と繰り返してきた。麻生氏は13日の答弁で、内部文書について「(近畿財務局内での)法律相談で、面会記録ではない」と説明。国会招致も必要ないとの認識を示した。

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