天皇陛下譲位 天皇陛下の譲位に伴う「退位の礼」実施を閣議決定

 政府は6日の閣議で、天皇陛下の譲位などに関する皇室典範特例法施行令(政令)を決定した。陛下の譲位(平成31年4月30日)に伴う「退位礼正殿の儀(仮称)」の実施や、天皇陛下が上皇、皇后陛下が上皇后になられた後の対応を規定した。譲位は光格天皇によって行われて以来、約200年ぶりで、皇室典範に根拠条文がない現状から、譲位を可能とするための特例法に基づく政令を設ける必要があった。政令施行日は特例法施行日と同じ31年4月30日。

 菅義偉官房長官は6日の記者会見で「今後、皇位継承に向けて準備が必要となる事項というのは多岐にわたる。引き続き適切に検討を進めて天皇陛下のご退位、皇太子殿下のご即位がつつがなく行われるように最善を尽くしてまいりたい」と述べた。

 天皇陛下の譲位に伴い実施される式典の法令上の名称は「退位の礼」となる。政府は、月内に最後の準備委員会を開催した上で「退位の礼」を国事行為とする閣議決定を行う予定だ。

 政令は「退位の礼」の実施のほか、上皇と上皇后の生活費は天皇皇后両陛下や皇太子ご一家と同様に内廷費の対象とする方針や、警備や政府専用機の利用についても両陛下と同等とすると規定した。

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