決裁文書削除の昭恵夫人発言「確かにあった」 野党議員、籠池被告と接見 

 立憲民主、希望、共産3党の議員が23日、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改竄(かいざん)問題に絡み、学園前理事長の籠池泰典被告=詐欺罪などで起訴=と大阪拘置所(大阪市)で接見した。籠池被告は、改竄前の文書にあった安倍昭恵首相夫人の「いい土地ですから前に進めてください」との発言について「確かにそう言った。間違いない」と主張した。

 接見した希望の党の今井雅人国対委員長代理らが記者団に明らかにした。籠池被告は、国有地に関する交渉の経過を「昭恵夫人に逐一、報告していた」と説明し、財務省による文書改竄は「全く知らない。びっくりした」と語ったという。

 接見には今井氏と立憲民主党の川内博史、共産党の宮本岳志両衆院議員が参加し、約45分間行われた。

 立憲民主党の枝野幸男代表は東京都内で記者団に、籠池被告が語った内容について「一方的に真実だと受け止めることはできない。来週以降の審議に生かす」と述べるにとどめた。

 一方、参院予算委員会は23日の理事懇談会で安倍晋三首相らが出席する集中審議を26日に行うと決めた。27日の佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問を前に野党は改竄問題の追及を強める。

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