佐川氏証人喚問 詳報(3)丸川珠代氏「『特例』とは官邸や昭恵夫人、政治家の関与のことか」 佐川氏「そうではございません」

 丸川珠代氏の質問が続く。

 丸川氏「では、少し質問を変えます。この書き換えの目的についてお話をいただけますでしょうか。誰の指示で行われたか、いつ行われたかは別として、この書き換えは安倍総理や総理夫人の名前を記録から消すために行われたのでしょうか」

 佐川宣寿前国税庁長官「大変、申し訳ございませんが、この決裁文書の書き換えの、いわゆる経緯に関わるお話でございます。従いまして、その決裁文書で、誰が指示をしたのか、どのような対応で書き換えが行われたのかということ、そのものが捜査の対象となっているわけでございますので、大変恐縮でございますが、刑事訴追の恐れがございますので、答弁を控えさせていただきたいというふうに思います」

 丸川氏「理財局が内部で書き換えを行って、太田理財局長からの答弁から推測するに、非常に大きな関与をされたけれども、佐川さん、今、ここでは証言ができないということでございます。私どもとしては、書き換えがなぜ行われたのかということの解明に資する証言をぜひお願いしたいと思っているところでございますので、ここでもう少し質問を変えまして、書き換え前の文書と、書き換え後の文書、そして佐川さんの答弁を比較することによって、その理解を深めていきたいと思います」

 「よく見ておりますと、書き換え前の文書と書き換え後の文書、そして佐川さんの答弁を比べますと、答弁に基づいて修正されたと思われるポイントが3つございます。1つは、森友学園と価格交渉を事前にはしていない、あるいは価格を提示していない。そして2点目は交渉記録、あるいは面会記録は残っていない。そして3点目は、政治家からの働きかけはなかったというものであります」

 「まず1点目の、事前の価格交渉、あるいは価格の提示について伺いますが、佐川さんが最初に答弁に立ったのは、昨年の2月15日です。この当初の答弁から、しばらくの間を見ておりますと、当初、まず原理原則にのっとって、事前の価格の提示や、あるいは価格の交渉はないということをお答えになっておられます。まさに、あの予算決算会計令に基づいて処理をした結果、そうなりますということをお答えになっているわけでありますが、実際、書き換え前の決裁文書を見ますと、そのままの答弁ですと、誤解を生じるかもしれないという答弁内容になっていまして。例えば、概算額を伝えるという言葉であったり、度重なる森友学園とのやりとりがこの決裁文書に記載されております。今からご自身の答弁を振り返って、自分の答弁は誤解を与えるものだったと思いますか」

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