総裁3選目指す首相支持3派は盤石か 細田派内に分断の構図 麻生派は結束に乱れも

 【政界徒然草】

 9月の自民党総裁選で安倍晋三首相(63)の3選は本当に盤石なのか-。首相の支持基盤は出身の最大派閥、細田派(清和政策研究会、94人)と第2派閥の麻生派(志公会、59人)、第5派閥の二階派(志帥会、44人)だが、細田派や麻生派には不安要素もある。

 細田派には首相に近い勢力と福田康夫元首相(81)に近いグループの間に溝がある。麻生派は昨年、党内4つの派閥やグループが合併したばかりだ。二階派を率いる二階俊博幹事長(79)は権力に対し鋭い嗅覚を持つ。細田、麻生両派内で「反安倍」の動きがじわじわ広がり、首相側が少数と感じた瞬間、二階氏が舵を切り替える可能性もゼロではない。

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 細田派の歴史をひもとくと、二つの太い流れがあることが分かる。昭和54年に派を立ち上げ、61年まで初代会長を務めた福田赳夫元首相(1905~95年)と、平成3年まで2代目会長だった安倍晋太郎元外相(1924~91年)を源流とする各勢力だ。

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