「拉致被害者の早期帰国を」 議連と自民PTが安倍首相に申し入れ

 安倍晋三首相は12日、超党派の国会議員でつくる拉致議連の古屋圭司会長らと官邸で面会し、北朝鮮による拉致被害者の早期帰国実現に向け、あらゆる手段を講じるよう政府に求める議連の提言を受け取った。

 首相は来週に予定する日米首脳会談について「トランプ大統領に、拉致問題を米朝首脳会談でしっかり主張するよう働きかけていきたい。米朝会談で拉致問題に大きな前進がみられなければならない」と述べた。

 提言は、北朝鮮が対話姿勢を見せている現下の情勢を「千載一遇のチャンス」とし、北朝鮮に拉致被害者の早期帰国を求めるよう米国や韓国、中国に働きかけることを要請した。北朝鮮から具体的な動きを引き出すまでは最大限の圧力を維持することも求めた。

 古屋氏によると、首相は「国家安全保障会議(NSC)を含めて詳細に米側と情報共有をして準備をしている」と述べた。11日には谷内正太郎NSC局長がボルトン大統領補佐官と会談するために訪米した。

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