“衆参ねじれ”で与党と折り合う国民民主党に不満募る立憲民主党

 本格論戦が再開された国会に、野党は足並みの乱れを内包したまま臨んだ。審議日程で自民党と折り合った参院野党第1会派・国民民主党に対し、「徹底抗戦」路線の立憲民主党などは不満を募らせている。

 「野党国対(委員長会談)をしっかりやって合意したと聞いている。齟齬はないと認識している」

 国民民主党の玉木雄一郎共同代表は25日の記者会見でこう強調し、他の野党との認識のずれを否定した。

 国民民主党会派の舟山康江参院国対委員長は22日、参院予算委員会集中審議や党首討論を今週に開催する日程で自民党と合意した。衆院野党第1会派の立憲民主党が学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長の証人喚問などを強く求め、審議拒否も辞さずに与党と対峙してきた路線との温度差は大きい。

 立憲民主党の枝野幸男代表は24日、審議日程合意の経緯について「わが党としてなかなか納得できるものではないという報告も受けている」と記者団に語り、不満を隠さなかった。

 「対決より解決」を掲げる国民民主党の路線を、立憲民主党幹部は「与党にすり寄る野党が国民に支持されるわけがない。旧民主党・民進党の歴史で分かっていることだ」と冷ややかに評する。「国民民主党が自民党とあからさまな『握り』をしたことが分かれば、わが党単独で常任委員長解任決議案を出すこともあり得る」とも指摘した。

(小沢慶太、広池慶一)

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