北朝鮮問題、トランプ政権の外交努力後押し姿勢鮮明に 中国には断固たるメッセージ 日米防衛相会談

 日米両防衛相が北朝鮮よりも厳しい態度を見せたのは中国だった。尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐり、米国の日本防衛義務を定めた日米安全保障条約5条が適用されることをあえて再確認し、東シナ海の安定に取り組む方針を打ち出した。この日は早朝から中国海軍所属の病院船が尖閣諸島大正島の接続水域に入る事案が発生。東シナ海の日中中間線付近では、中国がガス田開発を一方的に進めていることも明らかになった。

 小野寺氏は記者団に、安保条約の適用を再確認した理由について「日米共通の認識を繰り返し確認し、対外的にも示していくことが抑止力につながる」と述べた。名指しこそ避けたが中国を念頭に置いているのは明白だ。マティス氏にとっても、南シナ海で航行の自由を脅かす中国の動きは看過できない。

 小野寺氏は会談冒頭、「天下泰平」と記された軍配をマティス氏に贈り、こう述べた。

 「昔、日本の将軍はこれで部隊の指揮をとっていた。これで世界を平和にしてほしい」

(石鍋圭)

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