オウム死刑執行「遺族の思いに応える作業を」「これからも続く問題」与野党幹部ら

 オウム真理教元教祖の麻原彰晃死刑囚(63)=本名・松本智津夫=ら7人の死刑が執行された6日、与野党幹部らからは、事件を風化させないための取り組みや経緯の再検証の必要性を訴える声が相次いだ。

 自民党・竹下亘総務会長「一つの区切りかなという思いだ。(今年3月に死刑囚13人のうち7人が東京拘置所から)各地の拘置所に移送されたことで何かあるなという感触は持っていたが、びっくりした」

 公明党・井上義久幹事長「死刑制度があり、死刑が確定している事案だから、法に従って法相が執行する。執行命令を下すことは法の執行者として尊重しなければいけない。裁判の中で明らかになったこともあるし、なかなか明らかにならなかったこともある。さまざまな歴史の検証の中で遺族の思いに応えていく作業は必要ではないか」

 立憲民主党・有田芳生参院議員「(オウム真理教の後継団体の)アレフの信者たちにとって麻原死刑囚はいまだに『神』のような存在なので、神格化される可能性は高い。死刑が執行され多くの人は『平成のうちに事件が終わった』と思うだろうが、そんなものではない。今でもカルト集団に若い人が入っていく。その理由は何かという社会的な教訓は出せていない。これからも続く問題として考えなければいけない」

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