果たして「歴史的使命」は終わったのか 不毛だった党首討論の行方は?

 最近の党首討論のあり方について、政策研究所大学院大学の増山幹高教授(53)=政治学=は「本来、党首討論が果たすべき機能は何だったのかと考え直せば、歴史的使命はまだまだあるのではないか」と指摘する。

 増山氏は「与野党党首が一定の時間、お互いの政策的なスタンスを鮮明にしてどちらが国民にとって望ましいかを議論するのが党首討論の本来の機能だ」と説明。その上で、野党の持ち時間が短いことについては「少数政党が少しの時間出てきて、自分たちの考えを述べあうというのは討論ではなく、選挙の演説と変わらない。野党は一致して総理に対峙することができなかったことの責任を痛感すべきだ」と述べた。

 また、増山氏は「野党は党首討論議論より、予算委員会で質問攻めにする方を選びたいのかもしれない」とした上で、「だが、党首討論の歴史的意味が終わっているのであれば、予算の審議もせずに首相や閣僚の揚げ足取りの質問に傾注する予算委の歴史的意味も終わっていることになる」と強調した。

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