自民党総裁選「2人の番頭」 安倍晋三首相3選へ連携

 安倍晋三首相(自民党総裁)を支える両輪の菅義偉(すが・よしひで)官房長官と二階俊博同党幹事長が、9月の総裁選に向けて連携を強めている。和歌山市で8日に開かれた党県連セミナーでは、二階氏に謝意を示す菅氏のメッセージが読み上げられ、県連会長を務める二階氏は、会場で首相の連続3選を支持する署名集めを進めた。首相の「2人の番頭」は共通の目標を見据え、歩調を合わせている。(大島悠亮)

 「二階県連会長には幹事長として党を差配し、政府・与党が一体となって政治を前に進める態勢を作っていただくなど、安倍政権の中枢を担っていただいています」

 セミナーで読み上げられた菅氏のメッセージには、二階氏への敬意がにじみ出ていた。

 菅氏は当初、セミナーの特別ゲストとして約15分講演する予定だった。二階氏側近の林幹雄幹事長代理が「政府の要(菅氏)と党の要(二階氏)がそろったらインパクトがある」と発案し、菅氏が快諾した。菅氏は西日本豪雨の対応で出席はかなわなかったものの、和歌山で2人がそろい踏みして、首相の総裁連続3選を既定路線のものと印象付ける狙いだった。

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