野田聖子氏も「非常に厳しい」 日本で女性総理は誕生するか

 舛添:「#MeToo」問題で早くから声を上げたのも野田さんでしたね。

 古谷:はい、彼女は自立しているのです。政治家として自立しているなんて当たり前の話だと思うけれども、他の人は、上の人間が喜ぶことばかり言っています。例えば稲田朋美さんは安倍さんが喜ぶことばかり言う。もちろん女性に限らず、多くの男性議員だってそう。でも、野田さんは違う。彼女自身が強い政治的な地盤を持っているからできることかもしれません。

 舛添:ただし、女性総理への道は極めて厳しいでしょうね。仮に自民党政権が続くとすれば、総裁選で首相が決まります。総裁選の制度は次回から少し変わりますが、まず20人の国会議員の推薦人を集めないと総裁選出馬の資格を得られない。さらにその後、決選投票になるとすれば、国会議員の多くを抱き込まなければならない。ものすごい努力が必要でしょうね。

 それこそ自分で派閥をつくって、所属議員の面倒をみて、派閥を維持する。そんな“大将”でなければだめなんです。

 古谷:野田さんについていく人もいると思いますが、厳しいですか?

 舛添:その厳しさは私自身、経験したことがあります。20人集まったと思ったら、いろんな切り崩しがあって、フタを開けてみたら1人抜けていた、2人抜けていた、となっているんです。

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