ドタバタ国会、終わってみれば「国会改革」の約束はまたも果たされず…

 【政界徒然草】

 7月22日に閉会した第196通常国会では、働き方改革関連法などの重要法案が成立した。一方、学校法人「森友学園」「加計学園」問題や度重なる役所の不祥事によるドタバタ劇が延々と続き、与野党の「国会改革」の約束はまたも果たされずに終わった。

 自民党や旧民主党を含む与野党7党は平成26年5月、「首相の国会出席を減らし、党首討論と予算委員会基本的質疑などに限る」「党首討論は原則月1回開く」と申し合わせた。

 それから4年、国会改革は前進どころか、後退した状況にある。先の通常国会で、安倍晋三首相(63)は衆参両院の予算委員会集中審議に計19回出席した。冒頭解散により臨時国会が事実上行われなかった昨年は1年間で13回だった。これだけ増えたのは、予算委集中審議をスキャンダル追及の場として野党が執拗(しつよう)に首相の出席を要求したからだ。

 本会議や他の委員会も含めると、首相は衆院31日間、参院33日間の延べ64日間、国会に出席した。秋に想定される臨時国会を含めれば1年で延べ100日間、出席時間は300時間を超えそうだ。

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