全ての拉致被害者即時帰国へ「全力を」 都内で家族ら訴え 前のめりの情勢に警戒も

 北朝鮮による拉致被害者奪還を訴える集会が3日、東京都内であり、家族会代表で田口八重子さん(62)=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(80)ら家族が全被害者の即時一括帰国を北朝鮮に強く迫るよう呼びかけた。

 安倍晋三首相が日朝首脳会談の開催を模索する中、飯塚さんは「最後の好機。嘘にだまされないよう、全員帰国へ全力を尽くしてほしい」と語った。集会には横田めぐみさん(53)=同(13)=の弟、拓也さん(49)らも参加。家族らは首脳会談の早期開催や日朝国交正常化を優先させる政治的動きを警戒し「会談実現に前のめりにならず拉致解決を最優先にしてほしい」などと訴えた。

 救う会の西岡力会長は、「北朝鮮は経済支援など日本からの『見返り』を狙っている。拉致の全面解決を譲らない原則を貫けば、必ず好機は来る」と語った。

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