石破茂元幹事長 正式に出馬表明 「正直、公正」掲げ 安倍首相と対決へ

 自民党の石破茂元幹事長は10日、国会内で記者会見し、9月の総裁選への立候補を正式に表明した。石破氏は、森友学園や加計学園問題をめぐる安倍晋三政権の対応などを念頭に「政治が国民の皆さま方に対して、誠実で謙虚で正直に勇気を持って真実を語る姿勢が必要だ」と述べ、首相との対決姿勢を鮮明にした。

 石破氏は、出馬表明に当たり「正直、公正、石破茂」と大書した総裁選向けのビラを作成し、「今日の政治が国民から信頼を得ているかが、今回の総裁選で問われている」と提起した。記者会見でも平成22年の党綱領を引き「自民党は政府を謙虚に運営する政党だ」と訴え、安倍政権に信頼と謙虚さが欠けているとの批判をにじませた。

 具体的な政策では「政治・行政の信頼回復100日プラン」と題し、年内をめどに首相官邸の信頼回復や国会運営の改善を図る方針を表明した。人口急減や少子化対策なども重視する意向を示した。

 憲法改正は「論点になる」とした上で、参院選の合区解消や緊急事態条項の創設を優先させ、3月に党がまとめた自衛隊の存在を明記する9条改憲案は議論し直す考えを示した。

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