石破茂氏 総裁選出馬表明 会見(3)「身内に厳しく、他の方々に寛容な保守でありたい」

 自民党の石破茂元幹事長が10日、国会内で記者会見を行い、9月の党総裁選への出馬を正式に表明した。記者会見の詳報は次の通り。

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 --「正直、公正、石破茂」という言葉を選んだ意味や意義について伺いたい。国会議員票では厳しい情勢だが、勝機をどう考えるか

 「私は、鳥取の有権者のおかげさまで、11期32年以上、国会議員を務めさせていただいております。ずっと心がけてきたことは、有権者の皆さま方に対し、国民の皆さま方に対して、正直でありたい。公正でありたい。誠実でありたい。謙虚でありたい。何度か自分の選挙のときに、そのようなスローガンを掲げたこともございます」

 「現政権に対してあれこれ批判めいたことを言うことは、政権与党の一員として差し控えたい。政府としてそうありたい。現政権としてそうありたい。そういう思いを持っておられることを、私は疑いたくはありません」

 「しかし、国民の皆さま方がいろんな事象について『本当なんだろうか』という思いを持っておられることは事実であります。現政権がどうのこうのということではなくて、私自身、正直でありたい。公正でありたい。心がけてまいりました。国民の皆さま方に『今の政権は公正だね、正直だね』というような思いを持ってもらわなければ、政治はその役割を果たすことができないと思っております」

 「私自身、ご批判をいただくことも、この言葉通りに生きてきたかということも、内心じくじたるものが常にあります。その思いを失いたくないし、国民の皆さまにそう思っていただけるために、己を律してまいりたい。先輩の先生から教わったことであります。議員さんから教わったことであります。保守とは何か。いろんな定義はあるが、己に厳しく、他人に寛容。これが保守の神髄だと教わったことがあります。己に厳しく、身内に厳しく、そして他の方々に寛容に接していく、そういう保守でありたい。私はそのように願っている次第です」

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