安倍首相3選なら内閣の顔ぶれは 人事で早くもさや当て

【政界徒然草】

 20日投開票の自民党総裁選は最終盤に入った。安倍晋三首相(総裁、63)と石破茂元幹事長(61)が論戦を交わしてきたが、国会議員票を手堅く固めた首相優位の状況が続き、早くも総裁選後の内閣改造・党役員人事に注目が集まっている。首相支持を表明し、入閣待機組を抱える派閥の幹部らは「派閥から一人でも多く閣僚に」と躍起だ。

人事方針めぐり対立

 「こういう質問がくると思っていなかった。人事についてはもちろん、全く白紙だ」

 首相は10日に党本部で行われた石破氏との共同記者会見で、総裁選後の人事についての質問に、こう答えた。首相は「適材適所」を強調した上で「万が一、(総裁選で)勝利を得ることができれば、よく考えていきたい」と述べるにとどめた。

 石破氏は同じ質問に対し「今、誰がどうのこうなんて言うことはないし、ましてや自分が総理になったら安倍総理を使う、そんなことが言えるか。言えるわけがない」と語った。

 総裁選後の人事をめぐり、石破氏は8月16日に出演したBS日テレ番組で「(首相周辺から)『干してやる』とか『冷遇してやる』などと恫喝(どうかつ)めいた話が公然と語られる。こういう発言はすごく残念で、パワハラに近い」と、自身や石破派(水月会、20人)の所属議員らへの“報復人事”を牽制(けんせい)する発言をしている。

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