新閣僚に聞く 岩屋毅防衛相「より充実した防衛費を」

 --就任記者会見で、自民党が求めた防衛費の「GDP(国内総生産)比2%」について「現実味がない」と否定した

 「最初からGDP比を目標として掲げるのは適切ではない。どういう装備や人員が必要かを積み上げていった結果、数値が出てくる。ただ、わが国を取り巻く安全保障環境はいまなお厳しい。より充実した防衛費をいただかないといけない」

 --敵基地反撃能力の保持についての考えは

 「現段階では(敵基地攻撃は)米国の打撃力に依存している。それを変更する考えはない」

 --安全保障関連法をめぐり「自衛官のリスクが増大する」と政府見解と異なる発言をしたこともある

 「政府と違うことを言ったつもりはない。法制面、運用面でリスクを極小化する仕組みを作らなければいけないということを丁寧に説明した。自衛隊の活動には全てリスクが伴っているが、自衛官はプロフェッショナルとして厳しい訓練を積み重ねて活動に従事している。これからも隊員の安全確保に全力を挙げる」

 --沖縄県知事選で米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する玉城(たまき)デニー氏が当選した

 「普天間飛行場の危険性を除去し、返還を実現する。この思いは政府も沖縄も同じだ。新知事との面会は決まっていないが、機会を捉えて沖縄を訪問し、沖縄の皆さまと話したい」

 --中国が海洋進出を強めている

 「透明性を欠いたまま、非常に高い水準の防衛費増額や軍事力強化を図っている。わが国周辺の海空域でも活動を活発化させている。冷静かつ毅然(きぜん)とした対応を継続する」

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