橋本聖子参院議員、五輪参加は「持続可能な社会を作るチャンス」と強調 駒沢大で講演

 1992年のアルベールビル五輪で冬季大会としては日本女子初のメダルを獲得した元スピードスケート選手の橋本聖子参院議員が17日、駒沢大学(世田谷区)で2020年東京五輪・パラリンピックをテーマに講演した。橋本氏は「五輪を経験、サポートすることは、心豊かで持続可能な社会を作る大きな経験と知恵と先を見る目を養うチャンスになる」と大会に関わる意義を学生に強調した。

 講演後に行われたパネル討論では、平昌パラリンピックで冬季大会では日本選手最多の5個のメダルを獲得したアルペンスキー女子座位の村岡桃佳(ももか)さんが、健常者と障害者の意思疎通の重要性を指摘。大学での寮生活で、車いす用スロープや廊下に置いてある物が邪魔になり不自由した経験から「せっかくバリアフリーにしても、周りの人の気遣い(の不足)で意味がなくなる」と述べた。

 アイスホッケーチームの一員として2010年バンクーバーパラリンピックで銀メダルを獲得した同大出身の馬島(まじま)誠さんは「選手の息づかいを感じると(競技に)興味がわいて、大会の盛り上がりにつながるのでは」と積極的なパラスポーツ観戦を呼びかけた。同大の長谷部八朗学長は学生に東京大会でのボランティア参加を促し「ボランティアで奉仕するだけではなく、そこから何を学ぶのかが問われている」と述べた。

 今回の催しは東京大会に向け、共生社会のあり方を学生とともに考えていく同大の特別講座として行われたもので、4月に続く2回目の開催となった。

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