安田さん無事確認、安倍首相「大使館員と元気に会話」

 河野太郎外相は24日、2015年に内戦下のシリアに入り、武装勢力に拘束されたとされるフリージャーナリストの安田純平さん(44)=埼玉県出身=について「無事を確認した」と発表した。外務省で記者団に答えた。安田さん解放の情報が日本時間23日夜に中東のカタールからもたらされ、24日に滞在先のトルコで日本大使館員が面会した。健康状態に問題がなければ帰国する。

 安倍晋三首相は24日、カタールのタミム首長とトルコのエルドアン大統領と個別に電話会談し謝意を伝えた。その後、首相官邸で記者団に「(安田さんが)大使館員と元気に話していると報告を受けている。カタール、トルコをはじめ世界各国の指導者、友人たち、ご協力いただいた全ての関係国の皆様に心から感謝申し上げたい」と述べた。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は記者会見で、安田さん解放について「官邸を司令塔とする『国際テロ情報収集ユニット』を中心にトルコやカタールなど関係国に働き掛けた結果だ。身代金を払った事実はない」と説明した。

 安田さんは15年6月、トルコから陸路でシリア北西部イドリブ県に越境し、消息を絶っていた。

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