安倍首相「陸海空の発想から完全に脱却」 防衛大綱で

 安倍晋三首相は11日午前、来週にも閣議決定する新たな防衛大綱に関し「陸海空という発想から完全に脱却し、従来とは抜本的に異なる速度で改革を図る」と強調した。官邸で開いた有識者による「安全保障と防衛力に関する懇談会」(座長・三村明夫日本商工会議所会頭)の最終会合で述べた。

 懇談会は8月下旬に初開催され、今回で7回目。有識者らはこれまでの議論内容を報告し、新大綱全体を網羅する基本概念の名称などについて提言する。

 一方、岩屋毅防衛相は11日の記者会見で、海上自衛隊の護衛艦「いずも」改修による事実上の空母化について、「攻撃型空母」には当たらないとの認識を示した。「他国を壊滅的に破壊する能力は持たない」と述べた。政府は、短距離滑走での離陸が可能なF35B最新鋭ステルス戦闘機の艦上での運用を視野に、いずもの空母化改修を次期防衛大綱に盛り込む方針だ。

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