川勝・静岡県知事ら自動運転車試乗 「決まったルートならば可能」

 自動運転技術の実用性を検証するため15日から公道での実証実験を予定している静岡県は11日、袋井市の小笠山総合運動公園(エコパ)で自動運転車の内覧会を行い、川勝平太知事らが試乗した。

 この日用意されたのは定員10人の小型バス型車両で、試乗者を乗せて事前に設定されたルート上を時速10~15キロで走った。運転手がいない状態での走行だったが、途中の横断歩道では歩行者を認識して停止。横断を確認した後に発車したという。

 試乗後に川勝知事は「運転手がいないので最初は少し不安だったが、交差点ではきちんと止まり、速度もゆっくりで乗り心地は良かった。決まったルートであれば自動運転は可能だと確信した」と感想を語った。今後の展開については「大きなイベント時にピストン輸送したり、決められたルートを周遊したりするバスから、まずは発展していくのではないか」と予想した。

 15日からの実証実験では、JR愛野駅からエコパを経由して静岡理工科大までの公道とエコパ内の私道計約5.3キロのルートで、自動運転車を走らせる。公募に応じた県民ら約200人が試乗し、安全性や適正速度、坂道での走行性、車両と制御システムのマッチングなどを確認する。

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