韓国海軍駆逐艦による自衛隊機への火器管制レーダー照射に関する防衛省の最終見解について(全文)

 2 その他の韓国側の主張について

 (1)海自P1哨戒機の飛行について

 韓国側は、海自P1哨戒機が、「人道主義的救助作戦」に従事していた韓国駆逐艦に対し、近接した距離において「低空で脅威飛行した」と主張し、謝罪を求めています。

 軍用機の最低安全高度を直接定める国際法はありませんが、海自P1哨戒機は、安全を確保するため、国際民間航空条約にのっとったわが国航空法に従って飛行しており、韓国駆逐艦に脅威を与えるような飛行は一切行っていません。なお、米軍やNATOの通常のオペレーションも、同様の基準にのっとって行われていると承知しています。

 実際、昨年12月28日に防衛省が公開した動画の内容や、海自P1哨戒機の航跡図からも明らかなように、この海自P1哨戒機は、韓国駆逐艦に最も接近した際でも、十分な高度(約150メートル)と距離(約500メートル)を確保しており、韓国駆逐艦の活動を妨害するような飛行も行っていません。なお、韓国駆逐艦からの無線による呼びかけもなかったことから、海自P1哨戒機は、韓国側が救助作戦を行っていることを認知できませんでした。

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