竹下派、「結束復活」目指した矢先の会長不在で傷手

 【政界徒然草】

 自民党第3派閥の竹下派(平成研究会、56人)は、竹下亘会長(72)が食道がんの治療に専念するため、しばらく会長不在となる。昨年の会長交代劇と党総裁選で派内に軋(あつ)轢(れき)が生じ、竹下氏を中心に「鉄の結束の復活」を目指して動き始めた矢先だった。復帰までに少なくても数カ月かかるといい、派閥運営を不安視する声もある。同派は非常事態を乗り切れるか-。

■茂木氏が中央に

 1月24日昼、竹下派は東京・永田町の派閥事務所に集まった。派内の若手・中堅議員に不安の声があることを受けた臨時の会合だった。

 竹下氏に代わり、最前列中央の会長席に座ったのは会長代行の茂木敏充経済再生担当相(63)。右隣の「ナンバー2」席には同じく会長代行の吉田博美党参院幹事長(69)が着席した。

 「来週(28日)からの通常国会に一致団結して臨み、統一地方選と参院選の勝利につなげる1年にしたい」

 茂木氏は冒頭のあいさつで、結束を訴えた。また、竹下氏の入院治療が順調に始まったと説明し「さらに経過がよくなることを期待したい」とも述べた。

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